大切な方との最後のお別れ 遺品整理を行う時期はいつ頃をお考えでしょうか?
- 遺品整理実例
弊社宛のメールや電話で、遺品整理を行う時期やタイミングについて相談される時が多くあります。
大切な方が亡くなった時、その方が使用していたお品(御遺品)を整理片付けをするのは死後(葬儀後)どのくらい経ってからと皆様はお考えでしょうか?
家族や親族、友人等の大切な方の『死』はひどくつらい事です。
その大切な方との最後のお別れが『遺品整理』になると思います。
その遺品整理を行うタイミングは地域によってまちまちだと思いますが、福岡県にあります弊社が遺品整理をご依頼頂くケースでは
- 葬儀が決まった時に同時に依頼(賃貸で家賃がかかる為等)
- 49日が終わって依頼(再度親族が集まり、貴重品等の捜索確認ができる為など)
- 遠方に住んでいる為、次に来られる日を待ってから依頼(御依頼主が高齢であったり、仕事が忙しくまとまった休みが取りづらい、コロナで県をまたぎ辛い等)
- 気持ちの整理が出来るまで待ってか(親密関係であった故人様とのお別れの踏ん切りがなかなかつかない為等)
が多いかと思いますが
更に、依頼主様と故人様との関係も関係します。
ほとんどが
- 故人様とは疎遠になっていて、数年連絡も取っていなかった関係
- 故人様と親密な関係にあり、定期的に連絡を取り合うなど良好な関係にある
の両極の2パターンだと思います。
特に、故人様と親密な関係でいらっしゃった場合、故人様のお荷物を片付けないといけないと頭では分かっていても、大切な方が亡くなって、その御遺品とお別れをするには、故人様とのお別れとなる様でなかなか心の整理がつかないかと思います。
賃貸であれば家賃問題。持ち家であっても空き家問題などの事情さえ無ければ、ずっとそのまま残しておきたい方が多いと思います。
それでもお片付けをしないと明日へ進めないし、落ち込んでいる御遺族を見ると、故人様も安心する事が出来ないのではないかと思います。
急がなくても良いので、キチンと心と気持ちの整理がついてから遺品整理を行えば良いと思います。
しかし、酷な事ではありますがある程度のリミット(期限)を決めておかないと、なかなか区切りが付かないものです。
実際に弊社で施工させて頂いたご遺族で、葬儀を終え、3年ほど経ってやっと遺品整理に踏み切った御遺族もおられました。
心と気持ちの整理の時間も、例えば49日の法要の日をリミットにするなど、ある程度の期限を御家族や御親族で決めた方が良いと思います。
西日本遺品整理協会では、様々な事情があり、本当は遺品整理をやりたくないけれども遺品整理を依頼しないといけない御遺族の気持ちを汲み取る遺品整理を心掛けています。
私(森)が葬儀社に勤めていた頃から決して機械的、業務的な気持ちでの作業は行ってきませんでした。少しでも皆様が心の整理ができ、故人様も安心して見届けて頂けるよう、お手伝いさせて頂きたいと思います。
西日本遺品整理協会(株式会社ダスメルクリーン)
092-932-2422
福岡県粕屋郡宇美町貴船1-29-16