遺品整理作業中にミス 万が一破損させた時の為の損害保険・補償
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よくある質問
お見積りさせて頂いた時や、電話で問い合わせを頂く際に
作業中の荷物搬出の時にカベに穴を開けたりした場合の補償はどうなりますか?
などを稀にですが聞かれます。
なぜか?
もちろん、大切な家を傷つけられたく無いと思われるのは当然ですが、その問いをされるお客様のほとんどが、遺品整理後に対象の家やマンションを売却予定にされています。
傷が多くなると、当然買取評価額も下がってしまいます。
故人様が残した資産である不動産(家)を出来るだけ高く売却出来ると、その分故人様への御供養にも費用をかける事が出来ます。
人が亡くなると様々な費用がかかるものです。
- 入院治療費
- 葬儀代金
- 葬儀の際の旅費交通費
- お寺様などのお布施やお礼
- 遺品整理代金
- 死亡後の各種手続きの行政書士費用
- お墓や納骨堂費
- 法事(初七日・49日・一周忌・三回忌・・・)のお布施や料理代など
そんな中、故人様の家を傷つけるのは大変困ります。
当然、故人様の持ち物、御遺品に傷をつけるなどはあってはいけないことです。
その様な理由からも、作業中のミスによる破損の事を尋ねられる事があります。
西日本遺品整理協会では、万が一の時の為に、最大賠償金額1億円の保険に加入しています。
弊社は福岡県福岡市で遺品整理業を始めて約20年になります。
その間にはやはり作業中のミスはありました。
- UR公団住宅の階段を大きな荷物を下ろしている時に、他所のお宅のインターフォンに当たり破損させた
- タンスを運ぶ際に床に落としてしまい、フローリングに傷をつけた
- 作業中の突風で部屋のドアが強く締まり、ドアのガラスが割れた
- トラックのドアがマンションの壁に当たり、壁の塗装が削れた
など失敗をしてきました。
殆どが損害費用が安い物でしたので、自社で弁償とさせて頂きましたが、大きな破損をさせた場合は、加入保険会社に入って頂いてしっかり補償をかせていただく様にしております。
ミスはあってはいけません。
しかし、いつミスを犯し御遺族に迷惑をかけるかわかりません。
実は、損害保険や自動車の任意保険に加入していない業者は意外と多いのです。
なぜか?
保険代が高いからです。
業者が保険料金を経費削減にあてたくなる理由
損害保険は会社の規模によりますが、年間20万円〜
自動車保険は、1万円/台〜
遺品整理業者が使用する車両は、荷物が積める様に貨物ナンバーとなっています。
貨物ナンバーの車両は、普通乗用車と違って使用者の年齢割引などは無く、年齢制限無しで加入となります。
更に、車両保険まで着けるとプラス5,000円/台〜とかになります。
営業ナンバーとなれば、さらに保険料は高くなります。
経費削減の為に無保険の会社は意外と多い。
年間経費を数百万円減らせます。
余談ですが、経費削減の為なら酷いところは自動車車検が切れたままの会社もあります。
もっと酷い会社は、ドライバーが無免許だったりもします。
遺品整理に限らず、費用が安いには理由があり、安いが為に大きなトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
西日本遺品整理協会が加入している保険
西日本遺品整理協会(ダスメルクリーン)では
- 損害保険→あいおいニッセイ同和損保株式会社
- 自動車保険→AIG損害保険株式会社
に加入しております。
お客様に不便をかけない為に企業としての責任です。